2014年1月22日水曜日

Beautiful Day。



ただいま、実家。

先日より東北の実家に帰省しております。


関東地区に移住して約10年。

関東平野では味わうことの出来ない雄大な山々と、高地ならではの空が近い環境。
絶景が常に横たわっている環境に生まれて、そして育ってきたことを、そして故郷が今でもそこにあるっちゅーことに絶大な安心感を抱いております。

この家に生まれて良かった。

そう思わせてくれる家族に迎えられて、なんとも平穏な長期休暇がスタートしました。笑


大抵は休みがスタートしてから4日間くらい経たないと休みモードに切り替わらない気持ちも、今回は仕事もうまくいってるお陰か、区切りの良い感じで帰省出来て、
休暇初日から「今めっちゃ実家だぁ。。」なんて思ってのんびりしております。


奇麗なものを観て、美味しいものを食べて、話したいことを喋って、書きたいものを書いて。

子供の頃はそんなことが当たり前と思って過ごしてましたが、不足しがちなそういったものを我慢することに慣れた今、ストレスという外圧が何者なのかを探る毎日。
腹に据えた固くなった「何か」が、この土地に居ることで、聞き慣れた訛りと家族にほだされて柔らかくなっていくことを感じてます。

なんか分かりづらく書いてますけど、今めっちゃリラックスしてるなぁ、なんてことが言いたいわけで。



家族構成は4人で。
祖母と父と兄と私。

4人で騒がしく暮らしてた昔を懐かしみます。


計算とか計略だとか、裏切りとか疑心暗鬼だとか、不必要な先読みが必要な毎日よりも、誰もが味方なあの頃が今でも心の礎になってます。
そんでそういった黒いものも、全て勘違いかもねって思える安息を、深呼吸するみたいに補給して、少しずつ持ち帰って、10年掛けて築いてきた今の自分。


色んなことがありましたが、心の取捨選択を経て今に至るこの穏やかな気持ちは、本当奇跡に近いよなぁなんて、良い手本が身近にたくさん居てくれて良かったと思います。

同じ人はいない

心の取捨選択はホント微細な機微で変わってくると思うから、自分が得た今と、そんで心から好きな人達との縁はマジで人生の宝物と思って暮らしてます。

今繋がってるあの人は、ちょっとしたことの連続で築き上げた人格であって、ピッタリ自分と合致するような(相性)奇跡に出会えているならば、それ自体とてもラッキーなことだと思うから。


まるで音楽の趣味が全く同じ人を探すかの如く、凄まじい可能性の上で。
それより難しいか。笑



ゆっくり思いつくままに綴りたかっただけ。
こういう穏やかな時間に、悦に浸る自分だけの文を残して、眠くなったら眠りに就く。


あー…、最高に休日。






2014年1月14日火曜日

くるみ。

生きてる年数の分だけ、出会いと別れの数は増えて

別れがくる度に、その出会いに新しい「意味」が生まれてきたように思います。
思い入れがあればある程に。


新しい「意味」を持った別れが、また訪れました。
会社で一番気の合ってた後輩が、諸事情で退社することに。

これで縁が途切れるわけでもないけれど、寂しさは否めないわけで。

馬鹿話で笑い合うことや、同一の上司に対する不満をぶつけ合うことも、下世話な話で盛り上がることも、これからないのかーって、ふと考えた時、
こいつの代わりになる奴は現れるかなー、なんて思いました。

でも、現れるわけはないわけで。

そうそう気の合う友人に出会えるなんてことは、人生の中でもそんなないと思ってます。
友人に限らず。恋人や恩師、それこそ好きなアーティストだとか。

『心底認める』ってことは、人生の中で最もドラマティックなことだと思ってます。
心の芯をさらけ出すことって、結構難しいことだと思うから。

そこには『信頼』があることだから。



大好きなミスチルの歌に、くるみって曲があります。


これから訪れるであろう『来る未来』、君から見れば「今」の僕たちはどう写るの?
希望の数だけ失望は増えて、出会いの数だけ別れは増えて。
それでも明日に向けて歩んでいかないといけない、諸行無常。
みたいなw


ほんと、寂しさは心の栄養になると思う。

出会いと別れに関して言えば、それこそが人に「深み」を与えてくれる物語であって、自分の中で大きな「意味」を持っていればいるほど、そのパワーは計り知れないと思う。

悲しくはないし、切なさもないけれど、それを繰り返してきた今までに、こみ上げてくるものはあります。


今夜はその宴を開くけど、いつものように悪態ついてさらっと送り出したい気持ち。


人を成長させる、「別れ」について、考えてみた。
でも、それって「出会い」があってのこと。

これまでの「出会い」と物語に、感謝。
そして、これからの物語に幸多からんことを。


あー麺、食いたい。

おやすみ。