2013年6月20日木曜日

COME ALIVE。

父親が入院しての帰省。
何かと心配ごとを抱えつつ、親戚にお世話になりながら怒濤の滞在期間になりました。

過疎化が進む地元で、我々兄弟も他県へ移住し地元に残した家族のことやこれからのことを漠然と考えるような毎日を送っていましたが、今回の帰省で色んなことを明確なビジョンとして考えたり見据えたりすることが出来るようになりました。

一番頼りにならなきゃいけない筈の息子や孫としての自分たちよりも、「こっちのことは心配すんな、しっかり面倒なら見てるから」という親戚たちの思いやりの深さに、自分は今までなんて些細なことや自分のことにばかり気が取られ過ぎていたんだろうかと、情けなく思いました。

何より、自分の周りにはこんなにも人情や家族愛を大切にしている人達がいることの存在にこの歳になって改めて気付いたりして。
とても嬉しく思ったり、充足感や将来への希望など、自分がこれからの一族の礎になっていかなきゃなって気持ちが静かに湧いてきて、自分に足りてなかったものが少し分かった気がしてます。

いつまでも子供じゃない。
親や祖母に甘えてばかりじゃなくて、強く頼りがいのある「これからの人」になっていかなきゃならないって、自負ではなくそう在りたいって気持ちでいっぱいになった。
愛情を与えてくれた祖母や、色んな遊びを教えてくれた父。
そしてこうやって支え合っていくものだよって手本を見せてくれる親戚の姉さん達。
凄く!すごーく、力や勇気が漲ってくる面持ちでございます。


祖母のことが凄く大好きで、昔からべったりでとても愛しています。
一族の強さって、こうゆう祖母や一族きっての長老達のパワーが若いうちらを元気付けてくれてるからだと思っていて。
よく昔話を聴かされたり、色んな物語を繰り広げてくれるんだけども、そんな歴史の中に確実に自分達も加わっていて、あの時ああだったなーとか、あそこを覚えてるか?とか、尊敬する大好きな人達の物語の中に自分達がいれることがとても嬉しいことだなって、そう感じます。


家の中をひとりで大きく掃除していて、家中全部の窓を解放して、どこかしこを掃除していると、風呂場へと大きな風が吹き抜けていきます。
昔から聴いている音楽を鳴らして、その気持ちよさに心洗われながら、兄がいつか言っていた「何を優先するかと言われたら家族と答える」という言葉。
その気持ちをようやく自分の中でも全身で持てるようになったかな、なんて思ったりします。全然センチメンタルになんかならずに。一瞬だけw



地元は離れていても、生まれた時から育まれてきたこのSpiritやソウルを、いつでも失うことなく楽しく豪快に、心穏やかに大らかに、祖母や長老達のように元気にいつまでもいたい。
そして、これからの自分達よりも若い家族達にもこういった気持ちを湧き出させられるような手本を自分も見せられるように元気でいたい。


時代の担い手といえば少し大袈裟かもしれないけど、全然悲観しなくていいよ、うちらが貰ったパワーを、ちゃんと次世代に伝えていきまっせ!と、この胸に刻みました。



皆が健やかに。
それが一番の喜びだと思った。
豪快に笑う近しい人たちの声を、自分のバックグラウンドで鳴らし続けて生きたい。
それはとても、簡単なことだから。

この地とこの身体に流れる血と、近しい人たちの絆に、感謝。




仕事で犯された気持ちも、劣等感と闘ったりするのも良いけれど、そういうこっちゃねーだろうと!
何のために仕事をしているのか。
出世するため?
金持ちになるため?

NoNo。

楽しく暮らすため、それを忘れちゃ駄目だよね。
楽しく暮らすということは、家族のことや自分のこと、色んなことが充実して初めて
成せることだと思うから。

よく笑い、よく泣きよく怒り、よく笑ってよく見てよく寝る。
そんで食べればやったもんだ
いっぱつ勝負よっしゃ来ーい。

久々にウルフルズが聴きたくなりました。笑

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