2012年8月13日月曜日

怖い話。

夜勤前だというのに、寝苦しい蒸し暑さにやられてます。
いっそのこと起き上がろうかと想い、今PCの前で『わっためがす』を開いてます。


『わっためがす』を読みにくる人が実際どれだけいるかわかりませんが、仮に「読者に皆さん」と呼びかけてみたいと思います。

皆さんは、怖い話をご存知でしょうか?

実体験でも、人伝てに聴いた話でも、作り話でも構いません。


私自身も、怖い体験は今までの人生で一度か二度、経験したことがあります。



しかし、実体験の話は結構洒落にならん要素も含んでいるので、今回は自粛しときます。



自分が思う怖い話の類いに、オカルト要素を含んだ《妖怪》話がいくつか思い浮かびます。




①クネクネ
②ヤマノケ
③八尺様


この三つは、ガチで怖い上に、話がシンプルゆえに想像力を刺激されて、身震いする程の面白さが魅力です。




怖い話はもともと大好きなので、もっと色んな物語を知りたいなー、とは思っておりますが、今日は、上記の三つの話を、めっちゃ簡単に紹介したいと思います。




では。。


①クネクネ
ある仲の良い兄弟が、田舎に帰省した時の話。
確かまだ10代後半の兄弟が主役だったと思います。
田舎特有の広大な田んぼで二人で遊んでいると、兄貴が双眼鏡で遠くを観ていました。
兄貴が双眼鏡を覗いたまま、固まっていたので、弟が声を掛けると、「観るな!」の一言。
弟は何がなんだかわからないまま、取り敢えず1人で遊びに戻ります。
暫くして兄貴の方を観ると、何やらクネクネと身体を奇妙に揺らしながら不気味に踊っています。
怖くなって、急いで祖父の家に戻って、その状況を伝えると、祖父が
「お前も観たんか!お前はどうしたんじゃ!」と血相を変えて聞いてきます。
弟は「観たって何を?」と問い返すと、祖父は「…観とらんのか、、良かった…兄のことは、仕方なかったんじゃ…」と何やら諦めたかのような態度です。
祖父母と一緒に兄のいる田んぼに戻ると、まだ異様な様子で踊り狂っています。
クネクネ、くねくね、と。

異常な状態の兄をなんとか連れて、祖父母の家に戻ると、父と母も田舎に戻ってきていました。
皆一様に、事態を悔やむような面持ちで、今後のことについて話合っていました。

祖父「兄のことはもう、どうしようもない、自然に返してやるのが一番じゃ。。」
弟はなんのことなのかわかりません。
しかし、その脇で兄は変わらずにくねくね、手足をじたばた動かしながら踊り狂っています。

その日は、皆疲れきった様子で、兄を残したまま眠りに就きました。

翌朝、父と母、そして弟は車で田舎から元々暮らしていた都会に帰ることとなりました。
祖父母と別れを告げて、車に乗り込み、田舎道を走ります。

田んぼを振り返ると、兄が異様な姿で身体をクネクネさせて、まるで家族に手を振るかのように踊りくるっています。

その姿を見送りながら、ふと田んぼの横に目をやると、何やら白い姿の人間のような姿をしたそれが、まるで兄のように物凄い速さで全身をねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくねくくねくねくねくねくねくねくねくねくね、、、、



…ってゆー話。


おっそろし!笑



②ヤマノケ
仲の良い兄貴と妹がおりました。
兄貴は成人したばかりで、父親の車を借りて、その日は可愛がっている妹とドライブに出掛けていました。
妹の喜ぶ姿を観ながら、海が見えては立寄り、妹のはしゃぐ姿に満足して、二人は家路に就きます。
帰る途中、森の中にぽっかりと口を開けたかのような真っ暗な道を妹が見つけ、「あそこに入ろう!」と言います。
最初は断りましたが、あまりにも妹が駄々をこねるので、仕方なくその道にはいりました。
暫く走ると、妹は助手席で眠そうにしています。
そろそろUターンして元の道に戻ろうかとした時、エンジンが唐突に止まります。
兄は何がなんだかわからないまま、キーを捻りますが、一向にエンジンは掛かりません。

そうこうしているうちに夜も更けていき、辺りは真っ暗。

諦めて、少し休もうとしていると、、
遠くから、、ケーンパ、ケーンパ、という足音が聞こえてきます。
よく聞いていると、「テーン(ケン?)…ソウ…メツ」と声だかなんだかわからない音で繰り返しています。


それが、段々近づいてきて、その姿をフロントガラス越しにみると、まるでウルトラマンに出てくるジャミラのような姿をした顔が胴体の中に埋まったような姿をしたそれが、ケンケンパをしながら近づいてきます。

固唾を飲んで呆気にとられていると、それは車の横を通り過ぎていきました。

何事もなく過ぎ去ったと思って、妹の方をみやると、助手席側の窓越しに、尋常じゃなく大きな顔(胴体?)が妹のほうを凝視しています。

怖さよりも得体の知れないものが妹に近づいたという怒りで、兄は「近づくなーーッ」と叫ぶと、それは姿を消しました。

息を切らして、妹をもう一度みやると、妹が「ハイレタ、ハイレタ、ハイレタ、」とぶつぶつ呟いています。

そしてそのうち、「ケーン…ソウ…メツ」と繰り返すようになってきました。








…あ、夜勤の時間が近づいてきたので今日はこの辺で。笑
続きは気が向いたら。
気になる方は、ネットで検索すると沢山出てくると思います。


調べてみてね!

かなり簡単に端折って書いたので、細部は違いますが、大体こんな感じの雰囲気だったと思います。

何より!
得体の知れないものに恐怖を感じますね!



あー涼しくなってきた。

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